切削現場を劇的に変える。釜屋が日研工作所「ナノクーラント」を今、強く推す理由

アラカルト

三重県をはじめ、東海エリアの製造現場では、高精度な切削加工や難削材への挑戦が日常的に行われています。しかし、現場のリーダーや経営者の皆様とお話しする中で、共通して聞こえてくる悩みがあります。

「刃具の寿命が安定しない」 「加工中の発煙や臭いで作業環境が悪化している」 「高速回転での加工時、クーラントがうまく刃先に届いていない気がする」

こうした課題に対し、多くの現場では「もっと高い工具を試そうか」「クーラントの濃度を変えてみようか」と試行錯誤されています。もちろんそれも大切ですが、私たち釜屋は**「クーラントの『質』そのものを変える」**というアプローチをご提案したいと考えています。

今回ご紹介するのは、日研工作所が展開する革新的なクーラントシステム**「ナノクーラント」**です。


なぜ、今「ナノクーラント」なのか?釜屋の目利きポイント

世の中には数多くのクーラント(切削液)が存在します。メーカーのカタログを見れば「潤滑性が高い」「防錆に優れる」といった言葉が並んでいますが、釜屋が数ある製品の中から日研工作所のナノクーラントを特におすすめする理由は、その**「浸透力」と「冷却効率」の次元が違うから**です。

1. 「届かない」を「届く」に変えるナノの力

一般的なクーラントは、高速回転する工具の遠心力や、加工時に発生する「蒸気幕」に阻まれ、肝心の刃先(切削点)まで十分に到達していません。これが、刃具のチッピングや熱変位の大きな原因となります。

ナノクーラントは、その名の通り粒子をナノレベルで制御しています。この微細な粒子が、従来のクーラントでは弾かれていた切削点の隙間にまで入り込みます。 「しっかり冷やし、しっかり滑らせる」。この当たり前のことを、極限の状態でも実現できるのがこの製品の凄みです。

2. 「多品種少量生産」の現場こそ、コスト削減の武器になる

「うちは大量生産じゃないから、そこまでこだわらなくても……」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。しかし、釜屋はあえて多品種少量生産の現場にこそ、これをおすすめしたいと考えています。

多品種少量の現場では、段取り替えが多く、一つの工具で様々なワークを削る場面も少なくありません。ナノクーラントを導入することで工具寿命が延びれば、結果として「工具交換の手間」と「工具費」の両方を一気に削減できます。目先の液剤コスト以上に、現場の「止まらない稼働」を支える力になるのです。


現場の課題解決:ナノクーラントがもたらす3つの具体的メリット

私たちがお客様の工場を回る中で、ナノクーラントを提案した際に特に喜ばれるポイントを整理しました。

① 難削材加工の「限界」を突破する

インコネルやチタン、あるいは高硬度鋼の加工において、熱による刃先の摩耗は避けられない課題でした。ナノクーラントの圧倒的な冷却能力は、これまで「これ以上の回転数は無理だ」と諦めていた加工条件の引き上げを可能にします。 「加工時間の短縮」という、生産技術担当者様にとって最も大きな成果に直結します。

② 作業環境の劇的な改善(発煙・臭い対策)

工場長の方々が最も心を砕いていることの一つが、スタッフの作業環境ではないでしょうか。 従来のクーラントでは、高温の切削熱によって液が蒸発し、工場内に不快な煙や臭いが充満することがありました。ナノクーラントは熱の発生そのものを抑制し、浸透性が高いため、無駄な蒸発を抑えます。 「現場がきれいになった」「喉のイガイガが減った」という声は、実は導入後に最も多くいただく感想の一つです。

③ 環境負荷の低減とSDGsへの対応

今や、国内の製造業において「環境対応」は避けて通れないテーマです。 ナノクーラントは長寿命設計であるため、廃液の頻度を減らすことができます。これは廃棄コストの削減だけでなく、企業の環境姿勢を示すことにも繋がります。


営業担当が語る「日研工作所」

日研工作所さんとお話ししていると、彼らのモノづくりに対する執念に近いこだわりを感じます。「ツールホルダーのトップメーカーが、なぜここまでクーラントにこだわるのか?」と尋ねたことがあります。

その答えは明快でした。「いくら最高のホルダーと工具があっても、切削点の環境が悪ければ100%の性能は出せない」。 この思想こそが、ナノクーラントを生んだ原動力です。私たちはこの話を聞いた時、「これは単なる消耗品ではなく、工作機械の性能を一段引き上げる『機能パーツ』だ」と確信しました。


導入前に知っておきたい注意点

。導入にあたっては、以下の点に注意が必要です。

  • 初期洗浄の重要性:既存のクーラントから切り替える際、タンク内に汚れが残っていると本来の性能を発揮できません。釜屋では、導入時の清掃や準備についてもアドバイスを行っています。
  • 価格面:リッター単価で見れば、安価な汎用品よりは高くなります。しかし、工具寿命の延長(20%〜50%向上する事例も珍しくありません)と、廃液処理コストの削減をトータルで計算すれば、多くの場合で「お釣り」が来ます。

私たちは、単に「物を売る」のではなく、お客様の工場の損益計算書がどう改善するかを一緒に考えたいと思っています。


東海エリアの製造業を支えるパートナーとして

私たち釜屋は、三重県を中心に長年、地元の製造業の皆様と歩んできました。 近年、自動化やIoTといった華やかなキーワードが注目されていますが、その根底にあるのは、やはり「削る」という現場の確かな技術です。

ナノクーラントは、その「削る」を支える縁の下の力持ちです。 「今の加工に満足していない」「もっと精度を上げたいが、どうすればいいか分からない」 そんなときは、ぜひ釜屋に声をかけてください。先生として教えるのではなく、共に悩み、解決策を見つける伴走者として、貴社の工場に最適な提案をさせていただきます。


まとめ:まずは貴社の現場を見せてください

日研工作所のナノクーラントは、まさに「現場の困りごと」から生まれた、実戦のためのソリューションです。

  • 刃具寿命を延ばしたい
  • 加工スピードを上げたい
  • 工場の環境を良くしたい

これらの願いを、ナノの力で同時に叶えませんか?

この記事を読んで少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度、釜屋オンラインまでお問い合わせください。私たちが直接メーカー担当者と共に貴社の工場へ伺い、現状の課題をヒアリングした上で、最適な導入プランをご説明させていただきます。

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