MECT2025直前情報|日研工作所の展示紹介

イベント

2025年10月22日(水)~25日(土)に開催される「メカトロテックジャパン2025(MECT2025)」に向けて、今回は【株式会社日研工作所】の出展内容をご紹介します。

日研工作所とは?

大阪府大東市に本社を構える日研工作所は、1958年創業の工作機械関連機器の総合メーカーです。NCツーリングシステム、CNCロータリテーブル、リーマ、ツールプリセッタなど、精密加工に欠かせない製品群を展開し、国内外の製造業を支えています。

主な製品群:

  • NCツーリングシステム:ミーリングチャック、スリムチャック、ゼロフィットホルダなど
  • CNCロータリテーブル:REDテーブル、DDテーブルなど
  • ツールプリセッタ:E46CXなど最新モデル
  • 新提案シリーズ:「黒のホルダ」「黒のテーブル」「黒のプルスタッド」など防錆対応製品群

MECT2025での展示内容

日研工作所のブース(第2展示館・2D16)では、工場環境の改善と自動化への貢献をテーマに、最新技術を実演展示。中でも注目は、ナノクーラント・システムです。

注目製品:ナノクーラント・システム

ナノクーラント・システムは、らせん構造を持つ独自の発生装置により、1mlあたり約1.45億個のナノレベル粒子(平均粒子径112nm)を生成。水溶性クーラントに混ざることで、以下の効果を発揮します:

  • 工場環境の改善:嫌気性バクテリアの増殖を抑制し、悪臭を防止
  • クーラントタンク・配管の洗浄効果:浮遊粒子が汚れを分解
  • 刃具・砥石の長寿命化:ピンポイント冷却で摩耗を抑制
  • 主軸2万回転でも飛散しない:ジェットクーラントとの併用で冷却力アップ

さらに、ナノクーラント発生器は電源・エア源不要のトルネード方式を採用。ツーリングを交換するだけで導入可能なため、設備を止めることなく即導入できます。

対応ツーリング

  • スリムチャック(SK-RPNJ)
  • ゼロフィット型ミーリングチャック
  • ナノクーラントソケット(既存設備にも対応)
  • 交換用ナノクーラントユニット(経年劣化時の簡易交換可能)

自動化・省人化への貢献

ナノクーラント・システムは、長時間無人運転を支える環境改善ツールとしても注目されています。水溶性クーラントの腐敗や悪臭を抑えることで、メンテナンスフリーな加工環境を実現。防錆対応の「黒のホルダ」と併用することで、高精度加工と自動化の両立が可能になります。

ぜひ日研工作所ブースへ!

「工場の臭いが気になる」「クーラントの交換頻度を減らしたい」「自動化を進めたい」
そんな課題をお持ちの方は、ぜひ日研工作所のブースでナノクーラント・システムを体感してください。

“ナノ”と“黒”で工場を変える。
日研工作所の提案が、あなたの現場を快適にします。


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