その測定工具、本当に正しく測れていますか? JEMICの出張検査サービス
ノギスやマイクロメータ、ダイヤルゲージ。製造現場では、毎日のように使われている測定工具です。
ところで、ちょっと気になることがあります。
「その測定工具、最後に検査したのはいつですか?」
測定工具は、目盛りが読めて、数字が表示されれば使えるように思えます。でも、表示された数字が正しいかどうかは、また別の話です。
今回ご紹介するのは、日本電気計器検定所(JEMIC)の測定工具出張検査サービスです。
20261016_好評璽一可測れているつもりが、一番怖い?
例えば、ノギスで寸法を測って「50.00mm」と表示されたとします。
では、その50.00mmという数字は、どこまで信頼できるのでしょうか。
測定工具は、使用状況や取り扱い、摩耗などによって測定精度に影響が出ることがあります。
もちろん、すべての工具に問題があるわけではありません。
ただ、数字が表示されることと、必要な精度で測定できることは同じではありません。
「測定工具で測っているから大丈夫」
そう思い込む前に、その測定工具自体の状態を確認することが大切です。
メーカーが違っても検査できる?
「うちの測定工具、メーカーがバラバラなんだけど……」
そんな現場も多いのではないでしょうか。
JEMICの案内資料によると、出張検査サービスはメーカーを問わず対応可能です。
対象メーカーの例として、ミツトヨ、ピーコック、カノン、テクロック、カセダ、新潟精機、Mahr、tesa、クロプリンなどが紹介されています。
複数メーカーの測定工具をまとめて管理している現場では、検査先を検討する際の選択肢になりそうです。
どんな測定工具が対象になる?
JEMICの資料には、次のような測定工具が掲載されています。
- 外側・内側マイクロメータ
- ホールテスト
- デプスマイクロメータ
- ノギス
- デプスゲージ、ハイトゲージ
- ダイヤルゲージ
- デジマチックインジケータ
- てこ式ダイヤルゲージ
- シリンダゲージ
例えば、ノギスは0~600mm、601~1000mm、1500~2000mmの検査範囲が掲載されています。
2mのノギスまで対応できるというのは、大型部品を扱う現場にとっても興味深いところです。
なお、測定工具の種類や構造、検査範囲によって対応条件が異なるため、個別の確認が必要です。
測定工具を持ち出さずに検査できるメリット
出張検査の特徴は、検査担当者が現場に出向いて対応することです。
測定工具を外部へ送る場合には、梱包や発送、返却までの管理が必要になります。
出張検査なら、そうした輸送作業を減らせる可能性があります。
ただし、検査当日に工具を使用できるか、検査場所にどのような条件が必要かなどは、事前に確認しておきたいところです。
測定する道具にも、目を向けてみませんか?
工作機械の精度には気を配っていても、完成品を測定する工具の管理はどうでしょうか。
高精度な機械で加工した製品も、最後に測る工具が適切に管理されていなければ、寸法判定の信頼性に影響します。
まずは社内にある測定工具の種類、数量、最終検査日を整理してみる。
そんなところから始めてもよいのではないでしょうか。
JEMICの資料では、2023年度に年間約400社の出張検査を実施したと紹介されています。
釜屋では、測定工具の管理や検査サービスについてのご相談も承ります。
「うちの測定工具もまとめて検査できるだろうか?」
そんな疑問がありましたら、ぜひお問い合わせください。
測定工具・出張検査のご相談は釜屋へ
ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージなどの検査について、対象工具や検査範囲、実施条件の確認をご希望の方は、釜屋株式会社 機械部までご相談ください。
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