
タップ盤の廃盤に備える!安心の国産・タック技研製スタンドシリーズで更新を
製造業の現場では、タップ加工を担う「タップ盤」の安定稼働が生産性に直結する重要な要素です。しかし近年、国内主要メーカーによるタップ盤の廃盤・生産終了が相次ぎ、修理対応や部品供給に不安を抱える企業様が増えています。
■ 廃盤が進むタップ盤市場の現状
現在、市場に流通しているタップ盤の多くは中古品であり、以下のようなメーカー製品がすでに廃盤となっています:
- 芦品鉄工所製 ATDシリーズ
- キラコーポレーション製 KTVシリーズ
- 小堀鉄工製 ユニット関連/多軸関連
- 高比良鉄工所製 SYシリーズ/BEEシリーズ
- ブラザー工業製 BTシリーズ/AFシリーズ
- 宮川工業製 AFシリーズ/QTシリーズ
これらの製品は、修理部品の入手が困難で、故障時には生産停止のリスクが高まります。特に多軸アタッチメントを使用している現場では、代替機の選定が急務となっています。
■ 安心の国産・高品質「タック技研工業」製品への更新を
こうした状況の中、**タック技研工業(TAC GIKEN INDUSTRIES, INC.)**が提供するタップ盤は、国産ならではの高品質と安定供給を兼ね備えた、信頼性の高い選択肢です。
タック技研は、北九州市に本社を構えるアイセルグループの一員であり、タップ盤の専業メーカーとして長年にわたり製造業を支えてきました。
【製品紹介】タック技研工業「スタンドシリーズ」ラインナップ
タック技研の主力製品である「スタンドシリーズ」は、従来の手加工やボール盤による穴あけ・タップ加工を自動化し、タクトタイムの短縮と品質の安定化を実現します。
🔧 リジッドドリルタップスタンド(RDTSS-08 / RDTMS-12)
- 小径の穴あけ、面取り、ネジ立て、皿もみ加工に対応
- 初心者でも熟練者と同じ精度で加工可能(失敗が少ない)
- タッチパネルで細かい調整が可能、32パターンのプログラム登録
- 位置決め精度 ±0.02mm
🔧 精密自動タッピングマシン(TTSB / TTBM)
- 初心者でも高精度なネジ立てが可能
- ベルトで回転数変更、ピッチギヤ/ピッチプーリ交換でピッチ変更可能
- インチねじにも対応
🆕 新製品:多軸アタッチメント対応モデル(クイルΦ42仕様)
- 他社製多軸アタッチメントの取り付けが可能
- フットスイッチやトータルカウンタボックスなど、豊富なオプション対応
■ タック技研製品の導入メリット
- 国産品質:安定した精度と耐久性
- 修理・部品供給の安心感:メーカー対応可能
- 多軸対応:既存設備との互換性を確保
- 操作性:タッチパネルやプログラム登録で誰でも使いやすい
■ まとめ~タップ盤の更新は今がチャンス!
タップ盤の廃盤が進む中、修理リスクを回避し、安定した生産体制を構築するためには、早めの更新が重要です。タック技研工業の製品は、国産ならではの信頼性と、現場のニーズに応える柔軟な対応力を兼ね備えています。
■ 実機を見て、触れて、確かめるチャンス!MECT2025に出展
タック技研工業は、2025年10月22日(水)~25日(土)にポートメッセなごやで開催される**メカトロテックジャパン2025(MECT2025)**に出展します。tacgiken
- 展示会名:メカトロテックジャパン2025(MECT2025)
- 会場:ポートメッセなごや
- 日時:2025年10月22日(水)~25日(土)10:00~17:00
- ブース番号:第3展示館 / 小間番号 3B07
- 出展製品:精密自動タッピングマシン「TTSB」、スピンドルモータ「ATCオプション」など
実機を間近でご覧いただける貴重な機会です。ぜひ会場にて、タック技研の技術力と製品の魅力をご体感ください。
■ お問い合わせはお気軽に!
弊社では、タック技研工業製品の導入に関するご相談から、既存設備との互換性確認、オプション選定まで一貫してサポートいたします。タップ盤の更新をご検討中の製造業様は、ぜひお気軽にお声がけください。

釜屋オンライン