
高精度・高効率加工を実現!STG社製CNCワイヤカット放電加工機のご紹介
製造業において、微細で高精度な金属加工が求められる場面は年々増加しています。特に、3Dプリンターによる金属積層造形の普及により、従来の加工機では対応が難しい複雑な形状や硬質材料の切断が必要とされるようになりました。
そんなニーズに応えるのが、STG(スピーディーターゲットグループ)社製のCNCワイヤカット放電加工機です。今回は、その特長と導入メリットについて詳しくご紹介します。
ワイヤカット放電加工とは?
ワイヤカット放電加工は、電極となるワイヤを用いて金属を放電によって溶融・除去する非接触加工技術です。切削では困難な硬質材料や複雑形状の加工に適しており、精密部品の製造や金型加工などに広く利用されています。
STG社のCNCワイヤカット放電加工機は、特に以下のような用途に最適です:
- 3Dプリンターで造形された金属ベース板の切り離し
- インコネルやチタンなどの難削材の加工
- 厚物(200〜600mm)の高精度切断
STG社製品の特長
1. モリブデン製ワイヤ電極の反復使用
ワイヤドラムに巻きつけたモリブデン製ワイヤ電極を自動的に正転・反転させることで、廃棄せずに反復使用が可能。これにより、ランニングコストを大幅に削減できます。
- ワイヤ寿命:100〜200時間(加工条件による)
2. 加工液フィルター不要
水溶性加工液を使用し、汚れたら交換するだけ。イオン交換樹脂や高価なフィルターは不要で、メンテナンスも簡単です。
- 加工液交換目安:100〜200時間
3. 消耗部品が安価
通電チップなどの消耗品が非常に安価で、長期運用においてもコストパフォーマンスに優れています。
4. 高精度・安定加工
CNC制御による高精度な動作で、微細な寸法管理が可能。マイクロメーター単位の精度を求められる部品加工にも対応します。
導入メリット
✅ コスト削減
- ワイヤ電極の反復使用により、消耗品コストを削減
- 加工液の簡易管理でメンテナンス費用を低減
- フィルターや樹脂不要で初期投資も抑制
✅ 作業効率の向上
- 厚物・硬質材の加工が可能で、加工工程を短縮
- CNC制御による自動化で、作業者の負担軽減
✅ 環境負荷の低減
- 水溶性加工液の使用により、廃液処理が容易
- 消耗品の削減で廃棄物の発生を抑制
こんな業界・用途におすすめ
- 金型製造業
- 航空・宇宙部品加工
- 医療機器部品製造
- 3Dプリンター造形物の後加工
- 精密機械部品の試作・量産
STG社との強力なパートナーシップ
当社は、STG社と長年にわたる友好関係を築いており、製品の取り扱いにおいても深い信頼と実績があります。そのため、
- 価格面では国内随一の競争力
- 導入後のアフターサービスも万全
- 技術的なご相談にも迅速対応
といった、他社にはない強みを持っています。
まとめ
STG社製CNCワイヤカット放電加工機は、精密・高効率・低コストを実現する次世代の加工機です。3Dプリンター造形物の切り離しや難削材の加工において、圧倒的な性能を発揮します。
導入をご検討の際は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。
価格・サービスともに国内随一の体制で、皆様の製造現場を力強くサポートいたします。

釜屋オンライン