工場の暑さ・換気対策に|クレーンで送風する「エアー搬送ファンシステム」
工場や倉庫では、夏場の暑さや熱気、換気などが課題になることがあります。
特に広い工場では、「必要な場所まで風を届けたい」「熱気が多く発生する場所の排熱を補助したい」といったお悩みもあるのではないでしょうか。
日本ホイスト株式会社では、こうした工場・倉庫の環境改善に向けて、クレーンを利用して送風する「エアー搬送ファンシステム」を提案しています。
クレーンが走行して狙ったポイントに送風
エアー搬送ファンシステムの大きな特徴は、ファンをクレーンに設置し、クレーンの走行を利用して必要なポイントへ送風できることです。
日本ホイストでは、
「クレーンが走行して狙ったポイントに送風!」
という使い方を提案しています。
工場や倉庫などの大空間で、換気対策から暑さ対策まで活用できるシステムです。
20260810_002こんな場所での使用を想定
メーカー資料では、主な用途として次の4つが挙げられています。
・熱気が多く発生する工場・倉庫の排熱補助に
・塵や埃が多く発生する場所の換気補助に
・大空間でメンテナンスがしにくい場所の換気補助に
・工場・倉庫での涼風用途に
工場全体に対する空調だけではなく、クレーンを活用して送風するという点が特徴です。
換気・排熱・暑さ・結露対策をアシスト
メーカー資料では、エアー搬送ファンシステムについて、
・換気補助で空気のよどみを解消
・排熱補助で暑さ対策
・気流で結露・除湿対策
という3つの活用方法が紹介されています。
また、熱気や埃の多い場所でも使用できるよう、耐熱性・防塵性を備えたタイプとなっています。
耐熱・防塵タイプの2機種
資料に掲載されているエアー搬送ファンは、AH-3009T-CNとAH-5012T-CNの2機種です。
いずれも電源は3相200Vです。
AH-3009T-CN
羽根径は300mm。
50Hz時の消費電力は、正転129W・逆転118W。
60Hz時は、正転163W・逆転149Wです。
重量は22kgです。
AH-5012T-CN
羽根径は460mm。
50Hz時の消費電力は、正転516W・逆転467W。
60Hz時は、正転641W・逆転570Wです。
重量は30kgです。
使用環境は、周囲温度-10℃~+80℃、常湿において相対湿度90%以下とされています。
※詳細な使用条件については、メーカー仕様をご確認ください。
気流到達距離50m
資料では、エアー搬送ファンの特徴として「気流到達距離50m」と記載されています。
また、ホコリ付着抑制機能付きとなっています。
広い工場・倉庫で送風を考える際には、単にファンを設置するだけでなく、「どこから、どこへ風を届けるのか」という考え方も重要になります。
クレーンを利用してファンそのものを移動させる今回のシステムは、そうした工場内の気流づくりを考える一つの選択肢です。
工場の暑さ・換気対策を設備全体から考える
工場の暑さや換気の問題は、建物の広さ、天井高さ、発熱する設備、作業者の位置などによって状況が異なります。
そのため、「ファンを付ければ解決する」と考えるのではなく、現在どこに熱気や空気のよどみが発生しているのかを確認したうえで、設備を検討することが大切です。
釜屋では、工作機械や産業機械だけでなく、工場の省力化や作業環境改善に関する設備についてもご相談を承っています。
「工場内の暑さを何とかしたい」「換気や排熱を改善したい」「クレーンを活用して作業環境を改善できないか」など、現場で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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