
紀和マシナリーが「廃液ゼロを目指す!環境にやさしい切削液管理」をご提案
いつもお世話になります、釜屋オンラインです。
今回ご紹介するのは切削液にまつわる悩み解消に向けたご提案になります

切削液の悩みを一気に解決!紀和マシナリーの革新的浄化・吸引装置
製造現場で日々使用される切削液。工具の冷却や潤滑、加工精度の向上に欠かせない存在ですが、時間の経過とともに劣化し、腐敗臭や細菌の繁殖、工具寿命の低下など、さまざまな問題を引き起こします。さらに、タンク内に蓄積する切粉やスラッジは、ポンプの詰まりや機械トラブルの原因にもなり、清掃作業には多大な時間と労力が必要です。
そんな現場の悩みを一挙に解決するのが、紀和マシナリー社の「切削液浄化リサイクル装置」と「スラッジ吸引装置」です。今回は、これらの装置がもたらすメリットと機能について詳しくご紹介します。
スラッジ吸引装置:機械停止不要でタンク清掃を効率化
従来のタンク清掃は、機械の停止、配管の取り外し、タンクの引き出し、液体の排出、不純物の手作業除去、再設置と再接続、液の補充と濃度調整…と、非常に手間がかかる作業でした。
紀和マシナリーのスラッジ吸引装置なら、これらの工程を大幅に簡略化。エア駆動式で電源不要、消耗品も不要なため、導入後すぐに現場で活躍します。
主な特徴:
- 機械停止不要で清掃可能
- 高速ろ過で作業時間を短縮
- 移動・設置が簡単で複数機械に対応
- ろ過精度は標準40目(380μm)、オプションで20目(830μm)や80目(180μm)にも対応
- SUS304ステンレス製フィルターで耐久性抜群
- 切削液の寿命を延ばし、工具やワークの損傷を防止
切削液浄化リサイクル装置:油水分離+殺菌で清潔な加工環境を実現
切削液の劣化は、潤滑油や混入油が空気に触れず腐敗することで起こります。市販の油水分離機では対応しきれない細菌の繁殖や腐敗臭の問題に対し、紀和マシナリーの切削液浄化リサイクル装置は、ろ過・油水分離・オゾン殺菌の3つの機能を搭載し、切削液の寿命を大幅に延ばします。
主な機能:
- 不純物ろ過:浮遊する切粉などを除去し、加工精度を向上
- 油水分離:タンク表面の油分を迅速に除去
- オゾン殺菌:腐敗臭や細菌の繁殖を防止
- 水質浄化:切削液の濃度を保ちつつ清浄度を回復
- コスト削減:切削液交換頻度や廃油処理費用を削減
- 健康維持と環境改善:皮膚炎や油煙吸入による健康被害を予防
装置仕様:
20250912_002
- 本体サイズ:520×410×880mm
- 重量:45kg
- 処理流量:10〜30L/分
- オゾン発生量:500mg/h
- 消費電力:0.042kW(24時間で約1kWh)
導入によるコスト削減効果
紀和マシナリーの装置を導入することで、以下のようなコスト削減が期待できます:
- 切削液交換費用:最大40%削減
- 給水コスト:最大50%削減
- 工具コスト:最大30%削減
- 清掃作業時間:最大80%削減
- 作業者の健康被害リスクの低減
さらに、オイル添加量や廃水排出量の削減により、環境負荷の軽減にも貢献します。
まとめ:環境にも人にも優しい、次世代の切削液管理
紀和マシナリーの「切削液浄化リサイクル装置」と「スラッジ吸引装置」は、製造現場の効率化と環境改善を同時に実現する革新的なソリューションです。機械の停止を最小限に抑えながら、切削液の寿命を延ばし、工具の保護、作業者の健康維持、そしてコスト削減までを叶えます。
切削液の管理にお悩みの方は、ぜひ一度、紀和マシナリーの製品をご検討ください。現場の課題を根本から解決する、新しい選択肢がここにあります。
ご検討をよろしくお願いします

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