【JIMTOF2026】DMG森精機の見どころ|INH 63 FD・GX Flexと工程集約、自動化の進化
2026年10月26日(月)から31日(土)まで、東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026。
DMG森精機のブースで注目したいのは、**旋削にも対応した横形5軸マシニングセンタ「INH 63 FD」と、新開発ガントリローダ「GX Flex」**です。
さらに、AMRによる工具・切りくず搬送、5軸加工とパレット交換の自動化など、加工機単体から工場全体へと広がる提案が紹介されます。
DMG森精機の出展場所と展示内容
会場は東京ビッグサイト東8ホール、小間番号E8005です。
今回のテーマはMX(マシニング・トランスフォーメーション)。工程集約・自動化・DXを組み合わせ、製造プロセス全体の改善を提案します。
主な展示は次のとおりです。
- INH 63 FD:旋削対応の横形5軸マシニングセンタ
- NTX 2500 3rd Generation:複合加工機
- GX Flex:新開発ガントリローダ
- DMC 65 monoBLOCK:5軸マシニングセンタ
- MATRIS WPH 210:ワーク・パレット搬送
- AMR 1000・2000:自律走行搬送ロボット
① INH 63 FD|横形5軸に旋削機能を追加
今回、世界初公開となるINH 63 FDは、5軸制御横形マシニングセンタに旋削機能を加えたモデルです。
ミルターンテーブルを搭載し、テーブルを傾斜させた状態でもミーリングと旋削に対応します。
注目したいのは、従来なら旋盤とマシニングセンタに分かれていた工程を、どこまで1台に集約できるかという点です。
主軸にはpowerMASTERを採用。メーカー発表では標準仕様の最大トルク808N・m、出力85/40kWとされています。
会場では、重切削時の主軸負荷、同時5軸加工精度、旋削時のワーク保持、切りくず排出性を確認したいところです。
特に旋削と5軸加工を組み合わせた際の総加工時間と、段取り削減効果が重要になります。
② NTX 2500+GX Flex|段取り作業まで自動化
複合加工機NTX 2500 3rd Generationには、世界初公開のガントリローダ「GX Flex」が組み合わされます。
今回の特徴は、ワーク搬送だけでなく、工具やチャック爪の自動交換まで対象としている点です。
多品種少量生産では、ワーク交換だけを自動化しても、工具や把握方法の変更に人手が必要になる場合があります。
会場では、異なるワークへの切り替え手順、チャック爪交換後の把握精度、工具交換時間、安全確認の仕組みを確認しましょう。
③ DMC 65 monoBLOCK|5軸加工とパレット搬送
DMC 65 monoBLOCK 2nd Generationには、ワーク・パレットハンドリングシステム「MATRIS WPH 210」が組み合わされます。
展示では、GearProduction+によるベベルギヤ加工が紹介されます。
5軸加工機の稼働率を高めるには、加工中に次のワークを準備できることが重要です。
パレット交換時間だけでなく、治具の共通化、ワーク位置決め、機内計測との連携まで確認したいところです。
④ AMR 1000・2000|工具と切りくずの搬送自動化
今回の展示では、自律走行ロボットによる搬送システムも注目です。
AMR 1000はチップバケットなどの搬送、AMR 2000は工具搬送を対象としています。
工作機械の自動化では、加工機へのワーク供給だけでなく、工具補給や切りくず回収も作業者の負担になります。
会場では、AMRの走行経路、設備との受け渡し方法、障害物への対応、既存工場への導入条件を確認しましょう。
特に、工作機械側の稼働を止めずに搬送できる仕組みが重要です。
⑤ DX|加工前から予兆保全までをつなぐ
DMG森精機は、加工プログラム作成、工具管理、設備稼働監視、予兆保全などのデジタル技術も紹介します。
CELOS DYNAMICpostやDMG MORI Messengerなどを通じて、加工準備から設備管理までの情報を連携させる提案です。
導入検討では、既存設備との接続、必要なデータ、ライセンス費用、運用担当者の負担を確認したいところです。
会場で確認したい5つの質問
- INH 63 FDは、従来の横形5軸機と比べてどの工程を削減できるか?
- 旋削とミーリングを併用した場合の加工精度は?
- GX Flexのチャック爪交換は、どのようなワークに対応するか?
- AMRは他社製工作機械や既存の搬送設備とも連携できるか?
- 自動化システム全体の導入費用と保守体制は?
まとめ|工作機械単体ではなく工程全体を見る
JIMTOF2026のDMG森精機ブースは、5軸加工機や複合加工機の性能だけでなく、周辺作業を含めた工程全体の自動化を確認できる展示です。
INH 63 FDによる工程集約、GX Flexによる段取り自動化、AMRによる搬送自動化は、それぞれ異なる生産課題に対応する提案です。
設備投資では、加工時間だけでなく、段取り・搬送・工具管理・保守を含めた総合的な生産性を評価することが重要です。
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よくある質問
Q. DMG森精機のブースはどこですか?
東京ビッグサイト東8ホール、E8005です。
Q. 今回の世界初公開製品は何ですか?
旋削対応の横形5軸加工機INH 63 FDと、新開発ガントリローダGX Flexです。
Q. AMRの展示はありますか?
AMR 1000・2000を用いた切りくず関連搬送や工具搬送の提案があります。
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