研削加工も工程集約と自動化の時代へ!太陽工機がJIMTOF2026で新機種を公開
「研削加工の工程を、もっとまとめられないだろうか?」
工作機械の進化を見ていると、そんな疑問が浮かんできます。
旋削やマシニングでは工程集約が進んでいますが、研削加工ではどうでしょうか。
今回のJIMTOF2026で、ぜひ注目したいのが太陽工機の展示です。
同社は「NEVER STOP MANUFACTURING THE FUTURE.」を掲げ、工程集約・自動化・GX・DXをテーマに、新しい研削加工の可能性を紹介します。
20261016_自動化震内径も外径も端面も、1台で加工できたら?
お客様: 「研削盤って、加工する場所によって機械を使い分けるイメージがあるけど?」
営業: 「そうですね。でも、もし内径も外径も端面も1台で研削できたら、どうでしょう?」
お客様: 「機械間のワーク移動や段取りが減らせそうだね」
営業: 「そこが今回の注目点です!」
日本初公開として案内されているのが、立形複合研削盤「TKV 85 with PH Cell 500」です。
内径・外径・端面の複合研削を1台で実現する構成に加え、3年保証のDMG MORI製speedMASTER砥石軸を搭載しています。
さらに、パレット搬送システムを標準装備し、多品種少量生産への対応も図っています。
単に研削加工を集約するだけでなく、その前後のワーク搬送まで考えられているところが興味深いですね。
PH Cell 500とは?
「ところで、PH Cell 500って何?」
そんな疑問も出てきそうです。
今回の資料では、TKV 85と組み合わせるパレット搬送システムとして紹介されています。
主な仕様は次のとおりです。
- 最大ワークサイズ:直径500×440mm
- テーブルサイズ:直径500mm
- 最大積載質量:500kg(治具を含む)
自動化設備を考えるときは、加工機本体だけでなく、ワークの大きさ、重量、治具、段取り方法も重要です。
実際の運用に適合するか、こうした条件を確認したいところです。
自動化はロボットだけではない?
今回の展示では、TKV 85以外にも興味深い設備が紹介されます。
DMG MORIの5軸制御横形マシニングセンタ「INH 63 FD(ミルターンテーブル仕様)」は世界初公開として案内されています。
また、新開発ガントリローダを搭載する複合加工機「NTX 2500 3rd Generation」も世界初公開です。
さらに、ワーク&パレット搬送システム「MATRIS WPH 210」、チップバケットを搬送できる自律走行ロボット「AMR 1000」、工具搬送用自律走行ロボット「AMR 2000」も紹介されています。
ここで考えてみたいのが、自動化の範囲です。
加工機へのワーク投入だけを自動化するのか。それとも、材料や工具、切りくずの搬送まで含めて考えるのか。
同じ自動化でも、対象とする工程によって設備構成は変わります。
JIMTOF2026で確認したいポイント
今回の展示で私たちが注目したいのは、機械単体の性能だけではありません。
工程をどこまで集約できるのか。自動搬送と組み合わせることで、どのような生産体制を構築できるのか。
そして、既存設備から更新する場合、どの工程を改善できるのか。
こうした視点で展示を見ると、単なる新製品紹介とは違った発見があるはずです。
JIMTOF2026は、2026年10月26日から31日まで東京ビッグサイトで開催予定です。
太陽工機の展示場所は東8ホール、ブース番号E8007です。
研削加工の工程集約や自動化に興味のある方は、ぜひ展示内容を確認してみてください。
釜屋では、工作機械の選定から周辺設備、自動化のご相談まで承っています。
「自社の工程なら、どこから自動化を考えるべきか?」
そんな疑問をお持ちでしたら、一緒に考えてみませんか。
工作機械・研削盤・自動化設備のご相談は釜屋へ
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