JIMTOF2026で注目したい自動化|工作機械+ロボットはここを見る
JIMTOF2026で自動化を見るなら、
「ロボットが動いているか」だけを見ないことが重要です。
確認したいのは、
工作機械
ワーク供給
ロボット
パレット
工具
測定
完成品排出
までが一つの流れとしてつながっているかです。
自動化の目的はロボットを導入することではなく、
人が付かなくても加工を続けられる時間を増やすことです。
■ まず「人が何をしているか」を見る
現在の工作機械で、
ワークを入れる
完成品を取り出す
工具を確認する
測定する
切りくずを取る
次の材料を準備する
といった作業を人が行っていないでしょうか。
自動化では、この作業を一つずつ分解します。
ロボットでワーク交換だけを自動化しても、
30分ごとに人が測定しなければならないのであれば、
長時間の無人運転にはなりません。
■ ロボット以外の自動化を見る
JIMTOFではロボットが目立ちますが、
自動化の方法はロボットだけではありません。
例えば、
・パレットチェンジャ
・パレットプール
・ガントリローダ
・ワークストッカー
・自動工具交換
・機上測定
・搬送装置
などがあります。
加工内容によっては、
ロボットよりパレット方式の方が適している場合もあります。
重要なのは、
自社のワークに合う仕組みを選ぶことです。
■ 「夜間何時間動くか」を確認する
自動化設備を見るときは、
「何個自動で加工できるか」
だけでなく、
「人がいない状態で何時間動けるか」
を確認することをおすすめします。
例えば夜間8時間動かしたいなら、
材料は8時間分あるか
完成品を置けるか
工具寿命は足りるか
切りくずは問題ないか
測定はどうするか
まで考える必要があります。
この質問をメーカーへすると、
自動化システムの実力が見えやすくなります。
■ 多品種少量なら段取りを見る
自動化は量産だけのものではありません。
多品種少量では、
ハンド交換
治具交換
加工プログラム変更
ロボットプログラム変更
ワーク供給変更
に何分かかるかを見ることが重要です。
1時間自動運転できても、
品種替えに30分かかれば使いにくい設備になります。
JIMTOFでは、
「何品種に対応できるか」より
「品種替えを何分でできるか」を聞いてみるとよいでしょう。
■ 測定までつながっているか
加工した後に人が測定する工程も、
無人運転では大きなポイントになります。
加工
↓
ロボットで取り出す
↓
測定
↓
判定
↓
次工程
まで自動でつながれば、
長時間運転を実現しやすくなります。
JIMTOF2026では、自動化・測定・データ活用を組み合わせた
スマートファクトリ提案を行う出展者もあります。
工作機械だけを見るのではなく、
測定展示まで続けて確認することをおすすめします。
■ JIMTOF2026ではロボットそのものも重要テーマ
JIMTOF2026では、
工作機械によるロボティクス進化をテーマにした企画展示も予定されています。
また、工具製造の自動化、省人化、
ロボット加工などをテーマにした講演・ワークショップも行われます。
つまり2026年のJIMTOFでは、
「工作機械とロボットをどう組み合わせるか」は
重要なテーマの一つです。
■ 釜屋オンラインが考える自動化の見方
JIMTOFで自動化を見るときは、
ロボット
↓
工作機械
↓
測定
↓
工具
↓
搬送
を別々に見ないことが重要です。
「このロボットが欲しい」ではなく、
この工程を
何時間
何人減らして
どこまで無人化したいのか
から設備を考えます。
完全無人化でなくても構いません。
昼休み1時間、
残業時間2時間、
夜間4時間。
人が付かずに機械が動く時間を少しずつ増やすことも、
十分な自動化です。
JIMTOF2026で自動化設備を比較したい場合は、
現在のワーク・加工時間・人が行っている作業を整理してから見ることをおすすめします。
【自動化を見るポイント】
ロボットが動くかではなく、
人がいなくても工程が続くかを見る。
ワーク供給
+
加工
+
工具管理
+
測定
+
完成品排出
までつながって初めて、
長時間無人運転へ近づきます。
釜屋では工作機械、ロボット、測定、SIerまで含めた
自動化相談を承ります。
※掲載内容は2026年9月22日時点のJIMTOF2026公式情報をもとに作成しています。
釜屋オンライン


