【JIMTOF2026】三菱電機の見どころ|MG12R・SV12Pと新型金属3Dプリンタに注目

イベント

2026年10月26日から31日まで、東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026。

三菱電機は「Automating the World」をテーマに、放電加工機、CNC、金属3Dプリンタ、デジタル技術を紹介します。

今回の注目は、ワイヤ放電加工機MG12R、形彫放電加工機SV12P、そして新ラインアップが初公開される金属3DプリンタAZシリーズです。

出展場所と主な展示内容

南2ホール・小間番号S2003

  • MG12R:ワイヤ放電加工機
  • SV12P:高精度形彫放電加工機
  • 新開発スケジューラ:放電加工機の自動化運用
  • AZシリーズ:ワイヤ・レーザ金属3Dプリンタ
  • CNC:AI・デジタル技術による省人化
  • レーザ加工・電子ビーム加工:加工サンプル展示

レーザ加工機と電子ビーム加工機は、実機展示ではなく加工サンプルによる紹介です。

① MG12R|高品位加工と操作性を両立

MG12Rは、2025年に登場したMGシリーズのワイヤ放電加工機です。

三菱電機は、AI技術などを活用して高品位加工と生産性向上を目指しています。

ワイヤ放電加工機の評価では、最大加工速度だけでなく、仕上げ面粗さ、コーナー形状精度、上下異形状加工時の精度が重要です。

また、自動結線の成功率や断線後の復帰性能は、夜間無人運転の稼働率を左右します。

会場では、加工サンプルとともに、板厚別の加工時間やワイヤ消費量を確認したいところです。

② SV12P|形状精度と加工時間の改善

SV12Pは、新しい制御技術によって形状精度の向上と加工時間短縮を図った高精度形彫放電加工機です。

形彫放電加工では、電極消耗、底面と側面の仕上がり、深リブ加工の安定性が重要になります。

特に金型加工では、放電後の磨き工程まで含めた総加工時間で比較することが必要です。

会場では、従来機との加工時間比較、電極消耗率、面粗さ、コーナー精度を確認しましょう。

③ 新開発スケジューラ|放電加工の無人化

今回の展示では、加工機の自動化運用を支える新開発スケジューラも紹介されます。

複数の加工案件を管理する場合、加工プログラムだけでなく、ワーク、電極、加工条件、優先順位の管理が必要です。

重要なのは、スケジューラの導入によって、実際にどの作業が省人化できるかという点です。

夜間運転中の異常発生時の処理や、既存設備との連携可否も確認したいところです。

④ AZシリーズ|金属3Dプリンタの新ラインアップ

今回、もう一つ注目したいのが、ワイヤ・レーザ金属3DプリンタAZシリーズです。

三菱電機は、ワイヤを材料とするDED方式を採用しています。

粉末方式とは異なり、市販の溶接ワイヤを利用できる点が特徴です。

JIMTOF2026では、大型部品にも対応する新シリーズを初公開すると案内されています。

用途としては、ニアネットシェイプ造形や摩耗部品の肉盛補修などが挙げられます。

実用化を検討する場合は、造形速度だけでなく、材料歩留まり、熱影響、内部欠陥、後加工の必要量を評価することが重要です。

⑤ CNCとデジタル技術|省人化から保全まで

三菱電機はCNC分野でも、AIやデジタル技術を活用した省人化ソリューションを紹介します。

加工プログラムの作成支援、加工品質の安定化、設備の診断、遠隔保守など、製造工程全体が対象です。

工作機械メーカーや設備ユーザーにとっては、既存システムとの接続性、保守データの活用範囲、セキュリティ対策も重要な確認項目です。

会場で確認したい5つの質問

  1. MG12Rの従来機に対する加工時間・面粗さ・形状精度の改善効果は?
  2. SV12Pでは、電極消耗と加工時間をどの程度削減できるか?
  3. 新開発スケジューラは、既存の放電加工機にも導入できるか?
  4. AZシリーズの新型機は、対応材料・造形サイズ・後加工量がどう変わるか?
  5. CNCのAI・デジタル機能は、既存設備の保全や省人化に活用できるか?

まとめ|加工機単体から生産システム全体の改善へ

JIMTOF2026の三菱電機ブースでは、放電加工の高精度化に加え、加工機の自動化運用や金属積層造形の新しい可能性を確認できます。

特にMG12RとSV12Pは、加工時間や加工品質の改善を具体的なサンプルで比較したい機種です。

一方、AZシリーズや新開発スケジューラは、従来の加工工程そのものを見直す提案として注目されます。

設備投資では、機械単体の性能だけでなく、段取り、消耗品、後加工、無人運転、保守まで含めた総合評価が重要です。

よくある質問

Q. 三菱電機の出展場所は?

東京ビッグサイト南2ホール、小間番号S2003です。

Q. 放電加工機の展示機種は?

ワイヤ放電加工機MG12Rと形彫放電加工機SV12Pです。

Q. レーザ加工機の実機展示はありますか?

公式案内では、レーザ加工と電子ビーム加工は加工サンプル展示で、実機展示はありません。

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