【JIMTOF2026】北川鉄工所の見どころ|TDR380・チャック自動交換と難削材加工に注目
2026年10月26日(月)から31日(土)まで、東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026。
北川鉄工所(kitagawa)の注目テーマは、ワーク保持技術による工程集約と、段取り作業の自動化です。
今回はパワーチャック、NC円テーブル、パワーバイス、ロボットハンドなどを展示。脆性材・難削材への対応も重要なテーマです。
工作機械の性能を十分に発揮するには、ワークを正確かつ安定して保持する技術が欠かせません。
北川鉄工所の出展場所
東京ビッグサイト 西2ホール・W2016
出展テーマは「ともに解決、ともに挑戦」。
ブースは「ワンストップソリューション」「脆性材・難削材加工」「マシニングセンタ周辺アプリケーション」の3ゾーンで構成されます。
① TDR380|小型MCで旋削と5軸加工を実現
注目したい新製品が、2026年10月発売の旋削傾斜NC円テーブル「TDR380」です。
最大毎分1,500回転の高速回転テーブルと、ローラギヤカム機構を採用した傾斜軸を組み合わせ、旋削・輪郭加工・5軸割出加工に対応します。
小型マシニングセンタに旋削機能を追加できれば、旋盤とMC間の工程移動やワークの付け直しを削減できる可能性があります。
会場では、対応する工作機械、旋削時の切削能力、テーブルのクランプ剛性、加工精度を確認したいところです。
※TDR380の発売は確認済みですが、実機展示の有無は出展ガイドで最終確認が必要です。
② ACC|チャック交換を省力化
2026年8月発売の「ACC」は、旋盤用チャックを工具なしで交換できるシステムです。
メーカー公表値では、条件によってチャック交換時間を最短約5分まで短縮できるとされています。
多品種少量生産では、ワークに合わせたチャック交換が設備稼働率を低下させる要因になります。
ACCは複数種類のチャックを1台の旋盤で使い分ける用途や、将来的なロボットによるチャック交換自動化を想定しています。
確認したいのは、交換後の振れ精度、対応チャック、繰り返し位置決め精度、安全確認機構です。
※交換時間は機械・チャック仕様・使用条件によって異なります。
③ VSPシリーズ|薄物・脆性材を傷めず保持
半導体関連部品や薄肉部品では、把握力が強すぎるとワークが変形・破損する場合があります。
北川鉄工所は、低把握力チャック「VSPシリーズ」などによって、薄い円盤状ワークの研磨・研削工程に対応する提案を行います。
通常の旋削加工では把握力を高めることが重要ですが、薄肉・脆性材では、必要な保持力を確保しながら変形を抑えることが重要です。
会場では、対応ワーク径、把握力の調整範囲、変形量、回転数の制限を確認しましょう。
④ NC円テーブル|加工精度と剛性の両立
マシニングセンタにNC円テーブルを追加する場合、単純な割出精度だけではなく、クランプトルクや負荷時の剛性が重要です。
北川鉄工所では、高剛性NC円テーブルや、ローラギヤカム機構を活用した製品を展開しています。
特に重切削や偏荷重ワークでは、テーブルの保持剛性と位置決め再現性が加工品質に影響します。
会場では、許容積載質量、クランプトルク、割出精度、繰り返し精度、既存MCへの搭載条件を比較しましょう。
⑤ ロボットハンドと自動化
北川鉄工所は、ロボットハンドやパワーバイスを含む自動化・省人化の提案も行います。
加工機へのワーク供給を自動化する場合、ロボットの可搬質量だけでなく、把握力、ワーク位置ずれ、着座確認が重要です。
特に鋳物や鍛造品のように素材寸法にばらつきがある場合は、安定して保持できる仕組みを確認したいところです。
北川鉄工所ブースで確認したい5つの質問
- TDR380を既存の30番・40番MCへ搭載する際の条件は?
- ACCのチャック交換後の振れ精度と再現性は?
- VSPシリーズは薄肉ワークの変形をどこまで抑えられるか?
- NC円テーブルのクランプトルクと切削負荷の関係は?
- ロボットによるワーク交換・チャック交換をどこまで自動化できるか?
まとめ|ワーク保持技術が生産性を左右する
JIMTOF2026の北川鉄工所ブースでは、チャックやNC円テーブルを単なる周辺機器としてではなく、工程集約や自動化を実現する技術として確認したいところです。
特にTDR380による旋削・5軸加工の工程集約、ACCによるチャック交換の省力化、VSPシリーズによる薄肉・脆性材の保持技術は、異なる加工課題への提案です。
設備選定では、把握精度、剛性、段取り時間、安全性を総合的に評価することが重要です。
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よくある質問
Q. 北川鉄工所のブースはどこですか?
東京ビッグサイト西2ホール、W2016です。
Q. TDR380とは何ですか?
小型マシニングセンタで旋削・輪郭加工・5軸割出加工を行うための旋削傾斜NC円テーブルです。
Q. チャック交換を省力化する製品はありますか?
ACCという自動チャック交換に対応するシステムがあり、段取り時間の短縮を目的としています。
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