【JIMTOF2026】村田機械の見どころ|新型MVH600・MS60ⅡGと自動化・多点計測技術

イベント

2026年10月26日から31日まで、東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026。

村田機械(ムラテック)は、CNC旋盤、ローダー、多点計測装置、デジタル技術を組み合わせた生産システムを紹介します。

今回の注目は、**最大100kgの重量ワークに対応する新型立型CNCターニングセンタ「MVH600」と、初めての自動化導入を想定した「MS60ⅡG自動化パッケージ」**です。

出展場所と主な展示内容

東京ビッグサイト 東3ホール・E3031

  • MVH600:新型立型CNCターニングセンタ
  • MS60ⅡG:正面型CNC旋盤の自動化パッケージ
  • MP Link200:最大16項目に対応する多点計測装置
  • LS3015MC:ファイバーレーザ複合加工機
  • 新型HMI操作盤:21.5インチタッチパネル
  • M-Forecast・M-Assist・M-Counselor:設備保全・稼働管理技術

なお、LS3015MCは機械全体の実機展示ではなく、映像・加工サンプルと実物大の切削軸による紹介です。

① MVH600|100kgの重量ワークを自動搬送

2026年10月に発売されたMVH600は、大型・重量ワークの自動化を目的とした立型CNCターニングセンタです。

24インチサイズの加工に対応し、最大100kgのワークを扱うガントリーローダーを組み合わせています。

立型旋盤は、重量ワークをテーブル上に安定して保持しやすい点が特徴です。

しかし、重量物の自動化では、加工能力だけでなく、搬送時の安全性、チャックへの着座確認、ワークの姿勢安定性が重要になります。

MVH600は台車やフォークリフトからの搬入にも対応します。

会場では、100kgワークの搬送サイクル、チャックへの着座確認方法、異常時の復旧手順を確認したいところです。

② MS60ⅡG|初めての自動化を導入しやすく

MS60ⅡG自動化パッケージは、正面型CNC旋盤とローダーを組み合わせたシステムです。

特徴は、ローダーのティーチング作業を簡単にする仕組みです。

メーカーは、ローダーの自動教示時間を約1分と案内しています。

また、据付時には操作指導やテストワークによる精度確認など、3日間のサポートを用意しています。

ただし、ティーチング時間が短くても、チャック爪の交換、ワーク供給装置の調整、加工プログラムの変更には別途時間が必要です。

多品種少量生産で使用する場合は、ワーク変更時の総段取り時間で評価することが重要です。

③ MP Link200|加工後の測定を自動化

MP Link200は、複数の測定項目を1台で自動測定する装置です。

内径、外径、高さ、深さ、穴径など、最大16項目の測定に対応します。

加工後の測定を自動化することで、測定作業の負担や測定漏れの削減が期待できます。

一方、導入時には測定精度、繰返し性、測定時間、温度の影響を確認する必要があります。

また、測定結果を加工機の補正に反映できるかどうかも、重要な検討項目です。

④ LS3015MC|レーザー切断と切削加工を集約

LS3015MCは、ファイバーレーザ切断と切削加工を1台に集約する複合加工機です。

レーザー切断後の穴あけ、座ぐり、タップ加工などを同じ設備で行うことで、工程間搬送や段取りの削減を目指します。

特に厚板加工では、レーザー切断だけでは対応しにくい穴精度やねじ加工を、切削加工で補う考え方です。

会場では実物大の切削軸と加工サンプルを確認できます。

板金加工設備を検討する場合は、加工可能板厚、穴精度、タップ能力、切削時の剛性を確認しましょう。

⑤ HMI・DX|止まらない自動化を支える

村田機械は、21.5インチのタッチパネルを採用した新型HMI操作盤も紹介します。

さらに、設備の安定稼働を支える3つのデジタル技術を提案します。

M-Forecastは工具交換時期などの予測通知、M-Assistは遠隔サポート、M-Counselorは複数設備の稼働状況の監視に対応します。

自動化設備では、ローダーを設置するだけでなく、異常を早期に把握し、停止時間を短縮することが重要です。

会場で確認したい5つの質問

  1. MVH600で100kgワークを搬送する際のサイクルタイムと安全対策は?
  2. MS60ⅡGのローダー教示1分は、どの作業範囲を対象としているか?
  3. MP Link200の測定精度・繰返し性と、加工機への補正連携は?
  4. LS3015MCの切削軸は、どの板厚・穴径・タップサイズまで対応するか?
  5. M-ForecastなどのDX機能は、既存機や他社設備にも導入できるか?

まとめ|加工・搬送・測定を一体で考える

JIMTOF2026の村田機械ブースでは、旋盤の加工能力だけでなく、搬送、測定、保全まで含めた自動化システムを確認できます。

特にMVH600は重量ワークの自動化、MS60ⅡGは初めての自動化導入、MP Link200は測定工程の省人化という明確な役割を持っています。

設備投資では、加工サイクルだけでなく、段取り時間、測定時間、設備停止時間、作業者の負担まで含めた生産性評価が重要です。

よくある質問

Q. 村田機械のブースはどこですか?

東京ビッグサイト東3ホール、小間番号E3031です。

Q. MVH600はどのような機械ですか?

最大100kgの重量ワークをガントリーローダーで搬送できる、新型立型CNCターニングセンタです。

Q. LS3015MCの実機展示はありますか?

機械全体の実機展示はありません。映像、加工サンプル、実物大の切削軸が展示されます。

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