【JIMTOF2026】スター精密の見どころ|新型SB-12RⅡ・SX-38Rと精密自動旋盤の進化
2026年10月26日から31日まで、東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026。
スター精密は「精密加工の新たな可能性へ」をテーマに、スイス型CNC自動旋盤4機種を展示します。
今回の注目は、国内初披露のSB-12RⅡと、φ38mmクラスの複合加工機SX-38R type Bです。
小径部品の安定加工から大径・複雑形状の工程集約まで、実際の加工実演を通じて確認できます。
出展場所と展示機種
東京ビッグサイト 南1ホール・S1003
展示予定の4機種は次のとおりです。
- SB-12RⅡ:最大加工径φ13mmの新型小径自動旋盤
- SX-38R type B:φ38mmクラスの高機能複合加工機
- SP-32:φ32mmクラスの複合加工機
- SL-10:小径部品向けコンパクト自動旋盤
会場では、ヒューマノイドロボット、医療、ドローン、電気自動車の4分野を想定した部品加工を実演します。
① SB-12RⅡ|φ13mm小径加工の高剛性化
2026年9月に発売されたSB-12RⅡは、SB-12R type Gの後継モデルです。
最大加工径はφ13mm。医療機器、コネクタ、ロボット関連などの小径精密部品を対象としています。
特徴は、正面加工用刃物台に採用したスラント型すべり案内面構造です。
小径部品加工では、工具の突き出し量や切削抵抗の変動が寸法精度に影響します。
高剛性の刃物台は、連続加工時の安定性を高めるうえで重要です。
新型機では回転工具の最高回転速度やサブ主軸モーター出力も向上しています。
会場では、従来機との加工時間、仕上げ面、背面加工能力の違いを確認しましょう。
② SX-38R type B|φ38mmクラスの複合加工
SX-38R type Bは、φ38mmクラスで高い複合加工能力を追求した機種です。
小径自動旋盤と比較して加工対象が大きくなるため、主軸剛性や工具配置、切削能力の重要性が増します。
特に、旋削とミーリングを組み合わせる複雑形状部品では、工程集約による段取り削減が期待できます。
一方、加工工程を増やすほど工具干渉やプログラムの複雑化にも注意が必要です。
会場では、工具配置、同時加工の自由度、段取り時間、加工サイクルを確認したいところです。
③ SP-32|φ32mmクラスの生産性
SP-32は、φ32mmクラスの加工に必要な複合加工性能をコンパクトにまとめた機種です。
自動車部品や産業機械部品など、一定の加工径と複雑形状を両立したい用途で検討対象になります。
設備選定では、最大加工径だけでなく、加工長、回転工具能力、背面加工の制約を比較する必要があります。
④ SL-10|小径加工と省スペース
SL-10は、小径部品加工向けのコンパクトモデルです。
小径部品の量産では、機械の設置面積、消費電力、材料ロス、段取りの容易さが生産コストに影響します。
小径専用機を選ぶか、加工径に余裕のある汎用機を選ぶかは、将来の受注構成も踏まえて判断したいところです。
⑤ 切りくず処理とデジタル化も注目
今回、機械本体と併せて確認したいのがソフトウェアです。
ステップサイクル・プロは、切りくずを効果的に分断する加工を支援します。
長時間無人運転では、切りくずの巻き付きが停止や加工不良の原因となるため、重要な機能です。
バリ取りサイクルは、バリ取り加工のプログラミングと安定した仕上がりを支援します。
また、SMOOSS-iは稼働状況の見える化、加工計画、遠隔操作、プログラム管理などに対応します。
PU-Advanceは会話形式でプログラム作成を支援し、作業者の経験差による負担軽減を目指すものです。
会場で確認したい5つの質問
- SB-12RⅡは従来機と比較して、剛性・加工時間・背面加工能力がどう改善したか?
- SX-38R type Bでは、どのような複合加工をワンチャッキングで完結できるか?
- ステップサイクル・プロは、難削材や長い切りくずにどこまで対応できるか?
- SMOOSS-iは、既存機械や他社設備との稼働情報の連携が可能か?
- 4機種それぞれの設置面積、消費電力、段取り時間、無人運転への適性は?
まとめ|小径加工は長時間の安定稼働で評価する
JIMTOF2026のスター精密ブースでは、φ13mmからφ38mmクラスまで、加工径と生産課題に応じた機械を比較できます。
特に新型SB-12RⅡは、小径加工の剛性と長時間安定稼働を確認したい機種です。
また、SX-38R type Bは複雑形状の工程集約、SMOOSS-iや切りくず処理機能は無人運転の実用性という視点で注目されます。
設備投資では、最短サイクルタイムだけでなく、段取り、切りくず処理、工具寿命、停止時間まで含めた総合的な生産性を評価することが重要です。
よくある質問
Q. スター精密の出展場所は?
東京ビッグサイト南1ホール、小間番号S1003です。
Q. 新製品の展示はありますか?
2026年9月発売のSB-12RⅡが国内初披露されます。SX-38R type Bも注目機種です。
Q. 実際の加工を見ることはできますか?
公式案内では、ヒューマノイドロボット、医療、ドローン、電気自動車向けを想定した部品の加工実演が予定されています。
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