JIMTOF2026で切削工具を見るなら?工具寿命・加工安定性・加工時間で比較する
JIMTOF2026で切削工具を見るなら、
「どの工具が一番削れるか」だけではなく、
・工具寿命
・加工時間
・加工安定性
・交換回数
・トータルコスト
で比較することが重要です。
機械を更新しなくても、
工具や加工条件を変えることで生産性が改善する場合があります。
■ JIMTOFは工具メーカーも多い
JIMTOF2026では、
工作機械だけでなく、切削工具、工作機器、治具なども多数展示されます。
会場構成では、
西1・2ホールを中心に機械工具や工作機器関連の出展があります。
工作機械を見るだけで一日を終えるのではなく、
現在の加工で困っているワークがあれば、
工具メーカーも合わせて確認したいところです。
■ 工具寿命は「何個加工できるか」で聞く
工具比較では、
「この工具は長寿命です」
だけでは判断しにくいものです。
例えば現在、
工具1本で100個
↓
新工具で150個
になれば、
交換回数を減らせる可能性があります。
一方で工具価格が大きく上がるなら、
本当に得かどうかは別です。
確認したいのは、
工具単価
工具寿命
加工個数
交換時間
まで含めた結果です。
■ 加工時間も確認する
工具寿命だけでなく、
加工時間も重要です。
例えば、
1個10分 → 8分
になれば、
1個では2分ですが、
100個なら200分の差になります。
JIMTOFでは、
切削速度
送り
切込み量
必要な機械剛性
使用ホルダ
まで確認すると、
自社設備で本当に使える条件なのか判断しやすくなります。
■ 「安定して削れるか」が重要
最高条件で1回削れたことより、
毎日安定して加工できることの方が重要です。
特に、
SUS
チタン
耐熱合金
高硬度材
などでは、
工具欠損
びびり
面粗度
切りくず処理
が問題になることがあります。
そのため展示会では、
「最大条件」だけでなく、
量産時にどの条件で安定して使っているのかを聞くことをおすすめします。
■ 新製品は「何が変わったか」を確認する
JIMTOF2026では、
新製品の切削工具も多数紹介されています。
例えばワルタージャパンは、
新世代の溝入れ工具システムGroov·tec GDを含め、
旋削、ミーリング、穴あけ、ねじ切りなどの新製品を展示するとしています。
見るポイントは、
新製品であることそのものではありません。
従来品と比較して、
何が安定したのか
寿命がどう変わるのか
どんな材質に向いているのか
を確認することが重要です。
■ 工具単体ではなく工程を見る
例えばドリルが折れる場合でも、
原因は工具だけとは限りません。
ホルダ
振れ
クーラント
加工条件
機械剛性
が影響している場合があります。
JIMTOFでは工具メーカーだけでなく、
ホルダ、測定、クーラント、工作機械も一度に見られます。
ここが展示会の大きなメリットです。
■ 釜屋オンラインが考える工具の見方
工具選定では、
「高い工具か、安い工具か」
ではなく、
1個の部品を完成させるまでに、
いくらかかるか
で見ることをおすすめします。
工具寿命
+
加工時間
+
交換時間
+
不良
+
機械停止
まで含めれば、
工具単価だけでは見えない差が分かります。
JIMTOF2026で工具を探す場合は、
現在使っている工具名、加工条件、材質、困っている内容を整理しておくと、
メーカーとの相談が具体的になります。
JIMTOF2026で切削工具を見るときは何を比較すればいいですか?
工具価格だけでなく、工具寿命、加工時間、交換回数、加工安定性まで比較することが重要です。
工具寿命はどう比較しますか?
1本で何個加工できるか、交換に何分かかるかまで確認すると比較しやすくなります。
新製品の工具は何を確認すればいいですか?
従来品と比較して、寿命、加工条件、対応材質、加工安定性のどこが変わったのかを確認します。
工具メーカーには何を持っていけばいいですか?
現在の工具、加工材質、切削条件、加工時間、発生している問題を整理しておくと相談しやすくなります。
工具・加工改善については釜屋までご相談ください。
釜屋オンライン


