JIMTOF2026で研削盤を見るなら?精度・面粗さ・工程集約で比較する
JIMTOF2026で研削盤を見るなら、
「どれだけ高精度か」だけで比較しないことが重要です。
見るべきなのは、
・真円度、面粗さをどこまで安定して出せるか
・何工程を1台にまとめられるか
・ワーク着脱を自動化できるか
・測定と補正をどう組み合わせるか
・砥石管理やドレスをどこまで自動化できるか
です。
研削盤は最終精度をつくる設備だからこそ、
加工精度だけでなく、工程全体の安定性を見る必要があります。
■ 円筒・内面・平面で見るポイントは違う
JIMTOF2026では、
円筒研削盤、内面研削盤、平面研削盤、立形研削盤、工具研削盤など、
多様な研削設備が出展対象になっています。
公式の出展カテゴリーにも、
研削盤や研削砥石が独立した分野として設定されています。
つまり「研削盤を見る」と言っても、
何を仕上げたいかで見るべき機械は変わります。
■ 精度は“最高値”ではなく“安定性”で見る
研削盤では、
寸法精度
真円度
同軸度
平面度
面粗さ
などが重要です。
ただし、1回だけ高精度に加工できることより、
連続加工しても精度が維持できるか
の方が実用上は重要です。
温度変化、
砥石摩耗、
ドレス条件、
ワーク着脱
まで含めて確認したいところです。
■ ワンクランプでどこまでできるか
研削でも工程集約は重要です。
例えばKellenbergerはJIMTOF2026で、
複合円筒研削盤を紹介予定で、
ワンクランプで複数の研削工程をまとめる考え方を打ち出しています。
外径
内径
端面
を別工程で行っている場合は、
1台へまとめられないかを見る価値があります。
■ 工具研削は自動化まで見る
JIMTOF2026では、
工具研削盤や段研削盤に加えて、
自律搬送ロボットや自動測定セルを組み合わせた展示もあります。
YKTの出展では、
工具研削盤、インサート外周研削盤、
自動測定セル、搬送ロボットなどを組み合わせた
スマートファクトリ提案が予定されています。
工具研削を見るなら、
研削
↓
測定
↓
補正
↓
次工程
までつながるかを確認したいところです。
■ 研削後の測定も重要
研削は最終仕上げ工程になることが多いため、
測定との連携が重要です。
加工後に毎回人が測るのか、
機内・機外で自動測定するのか、
結果を補正へ返せるのか。
ここまで見ることで、
夜間運転や品質安定につながります。
■ 特殊用途の研削も見る
JIMTOF2026では、
タービンブレード研削やインサート外周研削、
デジタルプロファイル研削盤など、
用途特化型の設備も確認できます。
アマダはデジタルプロファイル研削盤「DPG150」を出展予定です。
単なる機種比較ではなく、
「自社ワークに近い加工事例があるか」を見ることが重要です。
■ 釜屋オンラインが考える研削盤の見方
研削盤を見るときは、
精度
+
工程集約
+
測定
+
自動化
+
砥石管理
まで一体で見ることをおすすめします。
「高精度だから良い」ではなく、
その精度を何時間、何個、安定して維持できるか。
ここまで確認すると、
設備投資として比較しやすくなります。
JIMTOF2026で研削盤や高精度加工設備を比較したい場合は、
現在のワーク、要求精度、面粗さ、加工数量を整理してから見ると効果的です。
JIMTOF2026で研削盤を見るときは何を比較すべきですか?
精度だけでなく、真円度、面粗さ、工程集約、自動化、測定、砥石管理まで確認します。
研削盤で工程集約はできますか?
機種によっては外径・内径・端面などをワンクランプで加工できる複合研削盤があります。
工具研削も自動化できますか?
はい。研削、搬送、測定、補正を組み合わせた自動化提案もあります。
研削盤を見る前に準備するものは?
ワーク図面、要求精度、面粗さ、現在の加工工程、加工数量を整理しておくと比較しやすくなります。
釜屋では、研削盤、測定、自動化まで含めた設備相談を承ります。
釜屋オンライン


