レーザー加工はどこまで自動化できる?MAZAK LASER FA SYSTEMで素材供給から仕分けまで
レーザー加工機を入れても、
材料を人が運び、加工後に人が仕分けし、
さらにタップ加工へ持っていく。
これでは加工機だけが速くなっても、
前後工程に人手が残ります。
ヤマザキマザックの
「MAZAK LASER FA SYSTEM」は、
素材供給
↓
レーザー加工
↓
タップ加工
↓
製品仕分け
までを一連の自動化システムとして考える提案です。
■ レーザー加工機だけを自動化しない
資料で大きく示されているのが、
「素材供給からレーザ加工、タップ加工、仕分けを全自動で完結」
という考え方です。
レーザー加工の自動化というと、
材料を自動投入する設備をイメージしがちです。
しかし実際の現場では、
材料を準備する
加工する
加工品を取り出す
タップ加工する
製品ごとに仕分ける
まで作業が続きます。
MAZAK LASER FA SYSTEMは、
この前後工程まで含めて自動化を考えています。
■ 加工データはMAZAK SMART SYSTEM
板金加工向けCAD/CAMとして
「MAZAK SMART SYSTEM」が紹介されています。
CADによる設計、
作業に必要な部品展開、
CAMによるNCプログラム作成、
ネスティングなどを行うシステムです。
つまり、
図面
↓
加工データ
↓
レーザー加工
までの流れをつなげます。
加工機だけでなく、
加工開始前のデータ作成まで含めて見ることが重要です。
■ 生産計画はSMOOTH SYSTEM CONTROLLER
FAシステム全体のスケジュール管理には
「SMOOTH SYSTEM CONTROLLER」が紹介されています。
資料では、
素材の搬入・搬出
タップ加工
仕分け
までを一括してスケジュール管理するとしています。
レーザー加工機の自動化では、
「機械が自動で加工する」だけでは足りません。
次に何を加工するのか。
どの素材を供給するのか。
加工後にどこへ送るのか。
ここまで管理できるかが、
長時間自動運転では重要になります。
■ コンパクトシートチェンジャで素材供給
素材供給には、
コンパクトシートチェンジャを組み合わせます。
材料の種類や生産量に合わせて構成を選び、
レーザー加工機へ素材を供給します。
多品種を扱う工場では、
どの材料を
何枚準備して
どの順番で加工するか
という部分も自動化を考えるポイントになります。
■ タップ加工も工程内へ
MAZAK LASER FA SYSTEMには
タップ加工セルも設定されています。
レーザー加工後に別工程へ運び、
人がタップ盤で加工している場合、
レーザー加工
↓
搬送
↓
タップ加工
を一連のラインとして考えられます。
「レーザー加工を速くする」だけではなく、
次工程まで含めて工数を減らせないかを見ることが重要です。
■ 自動仕分けで加工後の作業も減らす
加工後には、
自動仕分けセルを組み合わせることができます。
レーザー加工では、
加工そのものが終わっても、
部品を拾う
製品ごとに分ける
次工程へ送る
といった作業が残ります。
この仕分けまで自動化対象にすることで、
加工機の前後に必要な人手を減らす方向へつながります。
■ 釜屋オンラインが考えるレーザー自動化
レーザー加工の自動化を見るときは、
「材料を自動投入できるか」
だけで判断しないことをおすすめします。
加工データ
+
素材供給
+
レーザー加工
+
タップ加工
+
仕分け
までつなげて、
人がどこで作業しているのか
どこで加工が止まっているのか
を見ることが重要です。
レーザー加工の生産性を上げたい場合は、
加工機単体ではなく、
前後工程まで含めて自動化を検討する必要があります。
釜屋では、
レーザー加工機、周辺設備、搬送、自動化まで含めた
設備相談を承ります。
釜屋オンライン


