鉄骨溶接ロボット「REGARC(レガーク)」とは?神戸製鋼所の高品質・省人化技術を三重県・東海地区へ|釜屋株式会社
鉄骨製作の現場では、熟練溶接工の確保、溶接品質の安定化、生産能力の向上が大きな課題となっています。
「溶接作業を自動化したいが、どのようなロボットを選べばよいのか」
「柱大組立やコア連結の溶接を省人化できないか」
「工場のスペースが限られていても導入できるのか」
こうした課題に対して、釜屋株式会社がご提案するのが、**神戸製鋼所(KOBELCO)の鉄骨溶接ロボットシステム「REGARC(レガーク)」**です。
釜屋株式会社は神戸製鋼所との代理店契約を通じて、三重県をはじめとする東海地区の鉄骨製作会社様へ、鉄骨溶接ロボットの導入をご提案しています。
今回はREGARCの特徴とラインナップ、そして釜屋にご相談いただくメリットをご紹介します。
REGARCとは?CO₂溶接の品質と生産性を高める技術
REGARCは、神戸製鋼所が開発した独自の溶接プロセスです。
一般的なCO₂溶接では、溶滴の移行が不規則になることでスパッタが発生し、ワークやトーチのノズルに付着することがあります。
REGARCでは、電流・電圧の波形を制御し、溶滴を規則的かつ滑らかに移行させることで、低スパッタ溶接を実現します。
主なメリットは次の3つです。
① スパッタを減らし、清掃作業を軽減
溶接時に発生するスパッタを抑制することで、ワークやノズルへの付着を低減します。
スパッタ除去やノズル清掃の負担を減らせれば、溶接後の付帯作業の削減にもつながります。
② ヒュームの発生を抑制
メーカーの従来方式との比較試験では、ヒューム発生量を約半分に低減した例が紹介されています。
作業環境の改善に寄与する技術ですが、溶接ヒューム対策として必要な換気・集じん設備や保護具が不要になるわけではありません。
③ 溶接時間を短縮し、生産性を向上
従来のREGARCの資料では、コラム板厚22mm・400mm角の条件で、タクトタイムを約10%短縮した例が示されています。
さらに、新しいARCMAN A60とSENSARC RA500を組み合わせたシステムでは、非溶接時間の短縮や溶接条件の最適化も進められています。
実際の効果はワーク形状や板厚、施工条件によって異なりますが、溶接時間だけでなく、清掃や段取りを含めた工程全体の改善が期待できます。
鉄骨製作に対応する豊富なロボットシステム
REGARCの魅力は、鉄骨製作の工程に合わせて複数のシステムから選択できることです。
① 省スペース型 鉄骨コア・仕口兼用溶接システム
コアや仕口の溶接に対応するコンパクトなシステムです。
工場の設置スペースが限られている場合や、初めて鉄骨溶接ロボットを導入する場合に検討したい構成です。
② 鉄骨柱大組立溶接ロボットシステム
大型の鉄骨柱の溶接に対応するシステムです。
シングルアークや2アークの構成があり、製作する柱の寸法、重量、生産量に応じた検討が可能です。
大組立工程の自動化を考える鉄骨ファブリケーターにとって、重要な選択肢となります。
③ 鉄骨コア連結溶接システム
コラムや鋼管の連結溶接に対応するシステムです。
複数のアークを用いた同時溶接により、生産性の向上を目指す構成も用意されています。
④ 鉄骨天吊マルチワーク溶接システム
天吊式のロボット構成によって、さまざまなワークへの対応を目指すシステムです。
製作品の種類や工場レイアウトに合わせて検討できます。
なお、対応するワーク寸法・重量・継手・板厚はシステムによって異なります。導入時には最新仕様と適用条件の確認が必要です。
ロボット導入で重要なのは、溶接時間だけではありません
鉄骨溶接ロボットの導入を検討するとき、溶接速度やロボットの価格に目が向きがちです。
しかし、実際の生産性を左右するのは、それだけではありません。
例えば、溶接ロボットの稼働時間が長くても、ワークの搬入出や位置決め、段取り替えに多くの時間がかかれば、期待した効果は得られません。
また、製作する鉄骨の寸法や種類が頻繁に変わる場合には、ロボットの適用範囲や段取りのしやすさも重要です。
釜屋が重視するのは、ロボット単体の性能ではなく、工場全体の生産性です。
導入を検討する際には、現在の生産量、製作する柱や仕口の種類、工場の空きスペース、ワーク搬送方法、将来の生産計画などを整理することが大切です。
三重県・東海地区でREGARCを導入するなら釜屋へ
釜屋株式会社は、三重県四日市市に本社を置き、長年にわたり鉄鋼販売、工作機械販売、工場設備の提案に取り組んできました。
当社の特徴は、鉄鋼材料を扱う部門と工作機械・自動化設備を扱う部門を有していることです。
鉄骨製作に関わるお客様の仕事を理解しながら、設備投資の面からもご相談に対応できることが強みです。
さらに、釜屋は神戸製鋼所との強い関係性があり、REGARCを含む鉄骨溶接ロボットシステムの導入についてご提案できる立場にあります。
釜屋にご相談いただきたい内容
- 現在の溶接工程を自動化できるか知りたい
- REGARCの機種選定や概算価格を確認したい
- 既存工場に設置できるか相談したい
- 柱大組立やコア連結の生産能力を増やしたい
- 人手不足に対応するため溶接工程を省人化したい
- 新工場の計画に合わせて溶接ロボットを導入したい
釜屋では、お客様の製作内容や工場条件をお聞きしたうえで、神戸製鋼所と連携しながら適切なシステムをご提案いたします。
設備の仕様だけでなく、導入目的や生産計画も含めて、ぜひご相談ください。
導入前に確認したい5つのポイント
REGARCの導入を検討する際には、次の点を整理しておくと、具体的な機種選定が進めやすくなります。
- 主に製作している鉄骨は、コラム柱・丸パイプ・仕口のどれか
- ワークの最大寸法、重量、板厚はどの程度か
- 現在の溶接工数と月間生産量はどの程度か
- 工場内に確保できる設置スペースはどの程度か
- 省人化、生産能力増強、品質安定化のうち、最も重視する目的は何か
これらの条件を整理することで、設備構成や導入効果を具体的に検討できます。
まとめ|神戸製鋼所の溶接技術を、釜屋が東海地区のものづくりへ
REGARCは、神戸製鋼所が培ってきた溶接技術を活用し、鉄骨製作の品質向上と生産性改善を目指すロボットシステムです。
低スパッタ・低ヒュームという溶接プロセスの特徴に加え、コア・仕口・柱大組立など、製作工程に合わせたシステム構成が用意されています。
そして、こうした設備の導入には、製品の性能だけでなく、お客様の工場や生産工程を理解した提案が欠かせません。
三重県、愛知県、岐阜県をはじめとする東海地区で、神戸製鋼所の鉄骨溶接ロボット「REGARC」の購入・導入をご検討の際は、ぜひ釜屋株式会社にお声がけください。
新規導入はもちろん、既存工程の自動化や生産能力の増強についても、お気軽にご相談いただければ幸いです。
よくある質問
Q. REGARCはどのような鉄骨の溶接に対応していますか?
コラムや丸パイプ、鉄骨コア、仕口、柱大組立などに対応するシステムがあります。具体的な適用範囲は機種や仕様によって異なります。
Q. 既存の工場にも設置できますか?
省スペース型を含む複数の構成があります。ただし、設置面積、天井高さ、搬送経路、安全対策などの確認が必要です。
Q. 三重県以外でも釜屋に相談できますか?
はい。三重県を中心に、愛知県・岐阜県など東海地区での設備導入についてもご相談ください。
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