【JIMTOF2026】ミツトヨの見どころ|三次元測定機の自動化と測定データ活用に注目

イベント

2026年10月26日(月)から31日(土)まで、東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026。

ミツトヨのブースで注目したいのは、加工機と三次元測定機を連携させた自動化システムと、測定データを製造工程の改善に活用する技術です。

従来、測定は加工後の品質確認という位置付けが中心でした。しかし、製造現場の人手不足や品質要求の高度化に伴い、加工と測定を一体化する重要性が高まっています。

今回は、設備担当者・生産技術者の視点から展示の見どころを紹介します。

ミツトヨの出展場所と主な展示

会場:東京ビッグサイト 東7ホール

小間番号:E7085

今回の展示コンセプトは「はかるをこえる はかるでこえる」。

主な展示内容は以下のとおりです。

  • MiSTAR:CNC三次元測定機と加工機の自動化システム
  • CRYSTA-Apex V PLUS:製造現場向け三次元測定機
  • QUICK VISION WLI Pro:高精度3D計測システム
  • QM-Fit:コンパクトな画像測定システム
  • RA-Robot System:真円度測定の自動化
  • FORMTRACER Avant:輪郭形状・表面粗さ測定
  • U-WAVE:測定データのワイヤレス収集

① MiSTAR|加工と測定をつなぐ自動化

今回、特に注目したいのがCNC三次元測定機MiSTARと加工機を連携させたシステムです。

バイス・パレットチェンジャーを介して加工機と測定機を接続し、ワークの加工から測定までを自動化する提案です。

従来は加工終了後、作業者がワークを取り外し、測定室へ運搬して検査する必要がありました。

こうした工程を連携できれば、検査待ち時間や搬送作業の削減が期待できます。

会場では、測定結果を加工補正に反映できるか、測定NG品をどう扱うか、異なる工作機械との接続条件を確認したいところです。

加工と測定を連携させることで、どこまで自工程完結型の品質管理を実現できるかが最大のポイントです。

② CRYSTA-Apex V PLUS|現場で使える高精度測定

CRYSTA-Apex V PLUSは、15~30℃の温度範囲で精度を保証する三次元測定機です。

測定室だけでなく、温度変化のある製造現場での活用を想定しています。

ただし、温度補正機能があっても、測定対象物の温度や測定環境によって結果が変わる可能性があります。

会場では、保証精度、ワーク温度の扱い、温度変化時の安定性、プローブ構成を確認しましょう。

③ QUICK VISION WLI Pro|微細形状を3Dで測定

QUICK VISION WLI Proは、白色光干渉計の光学ヘッドを搭載した高精度3D計測システムです。

座標寸法測定と微細な三次元形状測定を1台で行うことを目的としています。

半導体関連部品など、微細形状の測定では、接触式プローブだけでは対応が難しい場合があります。

会場では、測定可能な段差、表面性状による制限、測定時間、データ出力形式を確認したいところです。

④ QM-Fit・RA-Robot|測定作業の省人化

QM-Fitは、薄物や小物ワークを置くだけで寸法測定を行えるコンパクトな画像測定システムです。

複雑な操作を減らし、測定作業の属人化を抑えることを狙っています。

一方、RA-Robot Systemは、真円度測定機にロボットとストッカを組み合わせた自動化システムです。

ワークの設置や心出し作業を自動化することで、測定工程の段取り負担を軽減します。

いずれも測定精度だけでなく、作業者が測定に費やす時間をどこまで削減できるかが評価ポイントです。

⑤ U-WAVE|測定データを品質改善に活用

ノギスやマイクロメータの測定値をワイヤレスで収集できるU-WAVEも注目です。

紙への記録やExcelへの手入力を削減することで、転記ミス防止や検査記録の効率化につながります。

さらに、測定データを蓄積することで、寸法変化の傾向把握や工程改善にも活用できます。

会場では、既存の検査帳票との連携、複数測定器の管理方法、データの保存先、導入費用を確認しましょう。

ミツトヨブースで確認したい5つの質問

  1. MiSTARと加工機の連携では、測定結果を加工補正に反映できるか?
  2. CRYSTA-Apex V PLUSの精度保証条件とワーク温度の制約は?
  3. QUICK VISION WLI Proで測定できる微細形状と材質の範囲は?
  4. RA-Robot Systemの自動段取りは、どのようなワークに対応するか?
  5. U-WAVEの測定データを既存の品質管理システムへ取り込めるか?

まとめ|測定を生産性向上につなげる

JIMTOF2026のミツトヨブースは、測定機の精度だけでなく、測定工程そのものを改善する技術を確認できる展示です。

加工と測定の連携、現場測定、微細形状測定、ロボットによる測定自動化、測定データの活用。

これらは、品質向上と省人化を両立するうえで重要な技術です。

測定機を単独で選ぶのではなく、加工工程や品質管理の仕組み全体から検討してみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

Q. ミツトヨのブースはどこですか?

東京ビッグサイト東7ホール、小間番号E7085です。

Q. 加工機と測定機を連携させた展示はありますか?

CNC三次元測定機MiSTARと加工機を組み合わせた自動化システムが紹介されます。

Q. 測定データのデジタル化も確認できますか?

U-WAVEによるワイヤレスデータ収集や、計測プラットフォームを活用した品質管理の提案があります。


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